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2016.12

世界各国の特派員からトレンドや流行などの最新レポートをいち早くお届けする「世界いいものレポ」。第3回の今回はフィリピンのクリスマスについてレポートします。

1年の半分がシーズン中!? フィリピンのクリスマス

日本では主にイベントとして楽しまれているクリスマスですが、フィリピンでは宗教的な意味合いの強い特別な行事。およそ5ヶ月もの長期間、盛大にお祝いします。

世界最長のクリスマス?

クリスマスと言えばヨーロッパやアメリカなどの印象が強く、東南アジアはイメージがつきにくいかもしれません。実はその中で、フィリピンのクリスマスは世界一長いと言われていて、その期間は約5ヶ月。9月になると、ショッピングモールではクリスマスソングが流れ始め、サンタのぬいぐるみやツリーも多く店頭に並びます。11月には盛大に花火があげられたり、街中で歌やダンスが始まったりと大盛り上がり。これがクリスマスを過ぎても1月頃まで続きます。

特別なミサで心の準備

フィリピンは16世紀から19世紀にかけ、スペイン統治時代が続いた影響で、国民の8割以上がキリスト(カトリック)教徒。そのため、クリスマスが非常に大切な行事として根付いてきました。12月16~24日の間、どの教会でも行われる特別なミサ、「シンバン・ガビ」は朝の3時から5時という早朝の時間帯にも関わらず、多くの人が訪れお祈りをします。このミサでは神様に与えられた日々に感謝し、クリスマスを迎えるため心の準備をしていくのです。

贅沢メニューが盛りだくさん!

クリスマスに食べる食事を「ノチェ・ブエナ」と呼び、各家庭のお母さんやおばあちゃんがはりきって作ります。テーブルには大切な子供や孫のため、食べきれないほどたくさんの料理が並び、1年で最も豪華な食卓に。代表的なメニューは、レチョン(豚の丸焼き)、ハモナード(パイナップルなどの果汁でマリネしたハム)、カルデレータ(鶏肉を使ったトマトシチュー)など。スペイン発祥の料理が多く、どれもとても濃厚で美味しいです。

大切な家族と過ごすクリスマス

フィリピンのクリスマスは日本のお正月のように、親戚中が集まって皆で食事を楽しんだり、記念写真を撮ったりします。家族のことを常に1番に考えるフィリピンの人達にとって、絆を深める大切な時間です。また、シーズン中はビジネス街のメインストリートもきらびやかなイルミネーションでライトアップ。クリスマス当日は休みを取る人が多く、忙しい会社員たちもこの時ばかりは仕事を忘れ、家族団らんで1年の疲れを癒します。

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いかがでしたか?
次回はお隣の国、韓国でのクリスマスの過ごし方についてレポートします。
お楽しみに!